問題集は、解く前に“読め”!

問題集は解く前に「読む」ことが大事だった!

問題集は解く前に「読む」ことが大事だった!


指導歴が20年近いガイドが実践して効果があった勉強法は、ずばり「問題集を読め!」です。

例えば、漢字のテスト対策として、何回も漢字の書き取りをする人がいたとします。でも、実はこれは非常に効率の悪い勉強の仕方です。なぜなら、読める漢字・書ける漢字を何回書いても、読めない漢字・書けない漢字が書けるようになるわけがないからです。

「えっ?何、当たり前のこと言ってるの?」と思うかもしれませんが、学習指導のプロの目から見たら、8割近い子がこうした無駄の多い勉強の仕方をしていると言えます。

問題集を“読む”とは?

どんな問題集でも良いので、漢字の問題のところを開いてみましょう。そして、片手に解答冊子を持ちます。

「読み」を答える問題なら、そのまま答えを言ってみます。「書き」を答える問題なら、指で空書きします(=空中に字を書くつもりで指を動かす)。わからない場合は答えを見てもいいです。でも、その代わり答えを見て解くときは、絶対に問題集に答えを書き込まないで下さい。

これを、ガイドは「問題集を読む」と呼んでいます。漢字に限らず、国語、英語、理科、社会と、数学以外の教科は、まずはこの方法で1ページ問題集を「読んで」みましょう。

一通り、問題集を読んだら解答を伏せて、ここで初めて、問題集に書き込んで問題を解きます。その時、絶対に答えは見ないでください。カンニングと一緒ですから。

数学は必ず“途中の計算式”を書く

ところで、数学はどのように勉強したらよいでしょうか。数学の問題集の解き方のポイントは2つあります。

まず、計算問題は、
7-5×2
=7-10
=-3
のように、=(イコール)をそろえて、途中の計算式を書くことです。

途中の計算式は、=をそろえて、下へ、下へと続けていきましょう。=を横につなげて書かない方が良い理由は、式が複雑になった場合、途中の計算式も長くなり見づらくなるからです。=を横につなげて書くと、見間違えによる計算ミスが多くなるのでやめましょう。

次に、文章題や図形の問題の解き方です。こちらは、似た問題(同じパターンで解く問題)をまとめて解く練習をしましょう。例えば、代金を求める方程式の文章題なら、そのような問題を教科書や問題集から見つけてきて、それだけを解きます。図形の問題も同じように、似た問題を探してきて解くようにしましょう。こうして、一通り問題を解き終わったら、次のパターンの問題に取り組みます。

赤ペンで答えを書き込まない!

さて、以上のように、問題集を解いたら、次にすべきことは「丸つけ」です。ほぼすべての学校で「間違えた問題は赤ペンで答えを書き込むように指導している」ようですが、残念ながら、この丸つけの仕方は問題集を解く意味をなくしています。

赤ペンで問題集に答えを写したところで、できなかった問題ができるようになることはないからです。

“間違い直し”をしよう

丸つけのルールは、「1ページ解いたら、1ページ丸つけをする」ことです。何ページも一気に問題を解いて、後で丸つけをしようと思ってはいけません。

間違えた問題は、×かチェック印をつけておいて、もう一度、解くようにしましょう。これを「間違い直し」と呼びます。「丸つけ」をしたら、すぐ間違い直しをします。間違い直しをしないまま次のページへ進んではいけません。なぜなら、解けない問題をそのままにして次のページへ進んでも、解けないままだからです。

その時、辞書や教科書を調べてもいいです。また、間違い直しは、直しノートを一冊作って、そこにやるようにしましょう。

肝心なのは、答えを写すのではなく、「もう一度、間違えた問題だけを解く」ことです。こうすることで、できる問題を解くという無駄が省け、できない問題を集中して復習することができます。

まとめノートは書かなくて良い!

よく、テスト勉強というと、まず「まとめノート」を書く人がいますが、これも実は無駄な勉強の仕方と言えます。理由はいくつかあります。

1つ目は、もうすでにわかっていることや解ける問題をまとめる必要はないこと。2つ目は、まとめノートと言いながら、ただ要点のまとめを丸写しするだけで、「まとめ」になっていないこと。3つ目は、「まとめ」をすることが目的になってしまい、そもそも何のためにまとめをするのかという肝心なことがわかっていないこと。

ほかにも細かいことを挙げたらきりがないですが、結論を言えば、解けなかった問題やわからなかったことだけを「まとめノート」にまとめれば良いのです。例えば、理科で、単子葉類と双子葉類の根、茎、葉の違いについての問題が解けなかったら、その時、初めて「まとめノート」を書きます。

でも、これって、実は「間違い直し」をやっているのと同じことなのです。ガイドの生徒には、「間違い直し」の時点で、ややこしいことやわかりづらいことがあった場合、問題を解くだけでなく、図や表をかいてまとめるように指導しています。

さらに言えば、ここで初めて教科書を読むよう指導しています。わからないところや重要なところは、教科書を読んで流れや細かい点をおさらいします。このように、目的意識を持って教科書を読むか否かで、教科書の内容を理解できる割合も変わってきます。中学校や高校など、テスト範囲が広いテストの対策のために、最初から教科書を読んでいては、いかにも効率が悪い勉強の仕方と言えます。

テスト直前は○○と▲▲をやろう!

テスト前は、これまで解いた問題集の間違えた問題のところをもう一度解きましょう。実は、テスト勉強としては、これで十分なのです。

よく、テスト週間に、問題集をまとめて解く人がいますが、中学校や高校ではテスト範囲が広いので、こうした勉強方法は通用しません。問題集を解くので精一杯、あるいは最後まで解けずに、結局、答えを丸写ししただけでテスト本番を迎えてしまうという子が続出します。これでは元も子もありませんね。やはり、普段から少しずつ勉強するという姿勢が大切です。

最後に、テスト直前は、単元テストや章末テストを解くようにします。過去問がある場合は、過去問でもかまいません。テストの直前には、こうした本番と同じような総合的な問題(いろいろな形式の問題)を解くようにしましょう。よい、予行練習になるからです。

早速、試してみてください。
 
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