第5文型(主語+動詞+目的語+補語)の英文を書く練習をします。
英文の構造は動詞で決まりますが、第5文型(主語+動詞+目的語+補語)の英文をつくる動詞は最も数が少なく、簡単に覚えられます。
第5文型の英文を作る動詞
第5文型をつくる動詞は3種類に分かれます。
1、「…を~にする」タイプ
make(…を~にする),keep(…を~にしておく),leave(…を~したままにする)
(例文)
Her words made me happy.(彼女の言葉は私を幸せにした。)
I always keep my room clean.(私はいつも部屋をきれいにしている。)
2、「…を~と呼ぶ」タイプ
call(…を~と呼ぶ),name(…を~と名づける),elect(…を~に選ぶ)
(例文)
We call the boy Ken.(私たちはその少年をケンと呼ぶ。)
I named the cat Tama.(私はその猫をタマと名づけた。)
3、「…を~と思う」タイプ
think(…を~と思う),find(…を~とわかる),believe(…を~と信じる)
(例文)
I think myself cool.(私は自分がかっこいいと思う。)
He found the book interesting.(彼はその本がおもしろいとわかった。)
第5文型は主語+動詞+目的語=補語
第5文型の英文では、主語+動詞+目的語=補語の関係が成り立っています。
We call the boy Ken.の文では、the boy(その少年)=Ken(ケン)であり、Her words made me happy.の文では、me(私)=happy(幸せな)です。
そして、補語になるのは、Kenのような名詞とhappyのような形容詞です。
問題5(1) その知らせは私を幸せにした。
第5文型の英文で、最も重要なものです。
主語は「その知らせは」で、そのあとが「私を」「幸せに」「する」ですから、動詞を「…を」「~に」『する』のmakeに決めます。
正解
The news made me happy.
注意:news(発音はニューズ)には、(新聞・ラジオなどの)「ニュース」という意味以外に、「知らせ」、「消息」、「便り」などの意味があります。
問題5(2) この花を日本語で「さくら」といいます。
問題文には主語がありませんが、英文には原則として主語が必要なので、主語を何にするかを自分で決めないといけません。
問題文に主語がないとき、普通は、代名詞のI,we,you,theyやpeople(人々は)などを主語とします。
この問題の場合、外国人に日本のことを紹介する文ですから、「私たち日本人は」という意味でweが適当でしょう。
次に、動詞は、「この花を」「さくらと」だから、「いう」をcall(呼ぶ)にします。
修飾部分の「日本語で」はin Japaneseです。
正解
We call this flower 'sakura' in Japanese.
問題5(3) いつも部屋をきれいにしておかないといけません。
この問題文も主語がありませんが、話し相手に言っている言葉だと推測できるので主語はyouです。
動詞の部分は、「しておかないといけません」とあるので、助動詞のmust+動詞とします。
動詞は「部屋を」「きれいに」「する」だから、「する」は「部屋を」「きれいに」「保つ」と考えてkeepにします。
正解
You must always keep your room clean.
注意:always(いつも)は頻度を表す副詞(他にsometimes(時々),often(よく),usually(たいてい)など)で、一般動詞の前、助動詞・be動詞の後に置きます。
5文型と他動詞・自動詞
これまでに学んだ5文型は次のような文の構造をしていました。
第1文型・・・主語+動詞
第2文型・・・主語+動詞+補語
第3文型・・・主語+動詞+目的語
第4文型・・・主語+動詞+目的語+目的語
第5文型・・・主語+動詞+目的語+補語
第3文型、第4文型、第5文型で使われる動詞が、動詞のあとに目的語を必要とする動詞で他動詞といわれます。
第1文型、第2文型で使われる動詞が、目的語を必要としない自動詞です。
英作文をするとき、使いたい動詞が、目的語をともなわないといけない他動詞なのか、目的語が不要な自動詞なのかをいつも意識しておくことが必要です。
注意:多くの英語の動詞には、他動詞としての用法と、自動詞としての用法の、両方の用法があります。
(例)study
I study English.(私は英語を学ぶ。)…主語+動詞+目的語・・・他動詞
I study at university.(私は大学で学ぶ。)…主語+動詞(+修飾部分)・・・自動詞
また、いろいろな文型をつくる動詞もあります。
(例)make
He made for home. (彼は家に向かった。)・・・第1文型(自動詞)
He will make a doctor. (彼は医者になるだろう。)・・・第2文型(自動詞)
She made sandwiches.(彼女はサンドイッチを作った。)・・・第3文型(他動詞)
She made me sandwiches.(彼女は私にサンドイッチを作ってくれた。)・・・第4文型(他動詞)
He makes me happy.(彼は私を幸せにする。)・・・第5文型(他動詞)
まとめ
1、第5文型(主語+動詞+目的語+補語)の英文をつくる動詞を覚えておかないといけない。
「…を~にする」タイプ
make(…を~にする),keep(…を~にしておく),leave(…を~したままにする)
「…を~と呼ぶ」タイプ
call(…を~と呼ぶ),name(…を~と名づける),elect(…を~に選ぶ)
3、「…を~と思う」タイプ
think(…を~と思う),find(…を~とわかる),believe(…を~と信じる)
2、英作文をするとき、使いたい動詞が目的語を必要とする他動詞か、目的語をとらない自動詞かを意識しておかないといけない。
英語の全目次はこちら
英語 分野別学習目次
英文の構造は動詞で決まりますが、第5文型(主語+動詞+目的語+補語)の英文をつくる動詞は最も数が少なく、簡単に覚えられます。
第5文型の英文を作る動詞
第5文型をつくる動詞は3種類に分かれます。
1、「…を~にする」タイプ
make(…を~にする),keep(…を~にしておく),leave(…を~したままにする)
(例文)
Her words made me happy.(彼女の言葉は私を幸せにした。)
I always keep my room clean.(私はいつも部屋をきれいにしている。)
2、「…を~と呼ぶ」タイプ
call(…を~と呼ぶ),name(…を~と名づける),elect(…を~に選ぶ)
(例文)
We call the boy Ken.(私たちはその少年をケンと呼ぶ。)
I named the cat Tama.(私はその猫をタマと名づけた。)
3、「…を~と思う」タイプ
think(…を~と思う),find(…を~とわかる),believe(…を~と信じる)
(例文)
I think myself cool.(私は自分がかっこいいと思う。)
He found the book interesting.(彼はその本がおもしろいとわかった。)
第5文型は主語+動詞+目的語=補語
第5文型の英文では、主語+動詞+目的語=補語の関係が成り立っています。
We call the boy Ken.の文では、the boy(その少年)=Ken(ケン)であり、Her words made me happy.の文では、me(私)=happy(幸せな)です。
そして、補語になるのは、Kenのような名詞とhappyのような形容詞です。
問題5(1) その知らせは私を幸せにした。
第5文型の英文で、最も重要なものです。
主語は「その知らせは」で、そのあとが「私を」「幸せに」「する」ですから、動詞を「…を」「~に」『する』のmakeに決めます。
正解
The news made me happy.
注意:news(発音はニューズ)には、(新聞・ラジオなどの)「ニュース」という意味以外に、「知らせ」、「消息」、「便り」などの意味があります。
問題5(2) この花を日本語で「さくら」といいます。
問題文には主語がありませんが、英文には原則として主語が必要なので、主語を何にするかを自分で決めないといけません。
問題文に主語がないとき、普通は、代名詞のI,we,you,theyやpeople(人々は)などを主語とします。
この問題の場合、外国人に日本のことを紹介する文ですから、「私たち日本人は」という意味でweが適当でしょう。
次に、動詞は、「この花を」「さくらと」だから、「いう」をcall(呼ぶ)にします。
修飾部分の「日本語で」はin Japaneseです。
正解
We call this flower 'sakura' in Japanese.
問題5(3) いつも部屋をきれいにしておかないといけません。
この問題文も主語がありませんが、話し相手に言っている言葉だと推測できるので主語はyouです。
動詞の部分は、「しておかないといけません」とあるので、助動詞のmust+動詞とします。
動詞は「部屋を」「きれいに」「する」だから、「する」は「部屋を」「きれいに」「保つ」と考えてkeepにします。
正解
You must always keep your room clean.
注意:always(いつも)は頻度を表す副詞(他にsometimes(時々),often(よく),usually(たいてい)など)で、一般動詞の前、助動詞・be動詞の後に置きます。
5文型と他動詞・自動詞
これまでに学んだ5文型は次のような文の構造をしていました。
第1文型・・・主語+動詞
第2文型・・・主語+動詞+補語
第3文型・・・主語+動詞+目的語
第4文型・・・主語+動詞+目的語+目的語
第5文型・・・主語+動詞+目的語+補語
第3文型、第4文型、第5文型で使われる動詞が、動詞のあとに目的語を必要とする動詞で他動詞といわれます。
第1文型、第2文型で使われる動詞が、目的語を必要としない自動詞です。
英作文をするとき、使いたい動詞が、目的語をともなわないといけない他動詞なのか、目的語が不要な自動詞なのかをいつも意識しておくことが必要です。
注意:多くの英語の動詞には、他動詞としての用法と、自動詞としての用法の、両方の用法があります。
(例)study
I study English.(私は英語を学ぶ。)…主語+動詞+目的語・・・他動詞
I study at university.(私は大学で学ぶ。)…主語+動詞(+修飾部分)・・・自動詞
また、いろいろな文型をつくる動詞もあります。
(例)make
He made for home. (彼は家に向かった。)・・・第1文型(自動詞)
He will make a doctor. (彼は医者になるだろう。)・・・第2文型(自動詞)
She made sandwiches.(彼女はサンドイッチを作った。)・・・第3文型(他動詞)
She made me sandwiches.(彼女は私にサンドイッチを作ってくれた。)・・・第4文型(他動詞)
He makes me happy.(彼は私を幸せにする。)・・・第5文型(他動詞)
まとめ
1、第5文型(主語+動詞+目的語+補語)の英文をつくる動詞を覚えておかないといけない。
「…を~にする」タイプ
make(…を~にする),keep(…を~にしておく),leave(…を~したままにする)
「…を~と呼ぶ」タイプ
call(…を~と呼ぶ),name(…を~と名づける),elect(…を~に選ぶ)
3、「…を~と思う」タイプ
think(…を~と思う),find(…を~とわかる),believe(…を~と信じる)
2、英作文をするとき、使いたい動詞が目的語を必要とする他動詞か、目的語をとらない自動詞かを意識しておかないといけない。
英語の全目次はこちら
英語 分野別学習目次
コメント