サラリーマンの生涯賃金を様々な角度で分析しました。大学卒、高専・短大卒、高卒、中卒など学歴別と男女別でグラフにまとめました。企業規模、転職経験あり・なしなど補足データも掲載しています。
男性 | 女性 | |||
---|---|---|---|---|
転職あり | 転職なし | 転職あり | 転職なし | |
高卒 | 2億0,390万円 | 2億5,710万円 | 1億2,810万円 | 1億8,830万円 |
短大卒 | 2億1,640万円 | 2億6,310万円 | 1億6,380万円 | 2億1,420万円 |
大卒 | 2億6,660万円 | 2億9,290万円 | 2億0,180万円 | 2億5,220万円 |
公務員 | 高卒:2億4,130万円 短大卒:2億5,400万円 大卒:2億6,670万円 |
上記表は平成21年の男女別・学歴別の平均生涯賃金の一覧です。
当コンテンツにおける生涯賃金の定義
上記表の生涯賃金とは、新卒から定年退職までの総賃金(毎月の基本給、残業代、ボーナスなど含む)のことで、パート、アルバイトは含まれません。
また、定年時の退職金や定年後の労働収入は含まないものとします。(※退職金等を含んだ生涯賃金を知りたい方は下記補足データをご覧ください。)
カッコ内の数字は、同一企業で(一度も転職せずに定年まで)勤務した場合の生涯賃金となっています。
考察結果:学歴が高いほど、同一企業に勤め続けるほど生涯賃金は高い傾向に
上記表を見ますと、男性、女性ともに学歴が高くなるにつれ、生涯賃金が高くなる傾向にあります。通常は学歴が高くなるにつれ、卒業年が遅れるために就業年数は短くなりますが、一方で、賃金水準も高いために、最終的には高学歴ほど総賃金が高くなる傾向にあります。
一方、カッコ内の数字は転職をせずに、同一企業で定年まで働いた場合の生涯賃金となります。カッコ内の数字を見ますと、男女ともに、同一企業で定年まで働いた人の方が、転職を経験した人よりも生涯賃金が高い傾向にあります。
日本では勤続年数が賃金に反映されるケースが多いため、転職を経験すると過去の勤続年数が一度リセットされます。その結果、転職を経験した人よりも、同一企業で定年まで勤務した人の方が、総賃金は高い傾向になります。
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