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 大学入試センターから、センター試験平均点の中間集計が公表されました。


 主要14科目(国語、英語、数学I・数学A、数学II・数学B、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、「倫理、政治・経済」、専門理科の物理、化学、生物)の平均点を昨年の中間集計と比較すると、国語、現代社会、政治経済を除く11科目が昨年よりダウンしました。


 なかでも大きく下がったのが、新課程初年度となった数学と理科です。新課程の数学II・数学Bが、昨年の同科目より14.56点下がり41.95点にとどまりました。ここ数年は50点台で緩やかに上昇していましたが、得点率4割は1998年の数学II・数学B41.38点(最終集計)に並ぶ過去最低レベルです。理科では、化学が10.8点、生物が6.44点下がりました。


 このほか、地理Bが10.87点、「倫理、政治・経済」が8.57点、倫理が7.82点ダウン。英語など他の科目は5点以内のダウンで、ほぼ昨年並みと見ていいでしょう。


 一方、過去2年、平均点が50%に届かなかった国語(100点満点に換算)は、9.42点上がり58.22点。国語の平均点上昇を受けて、5教科7科目の合計点は、文系では昨年より上がりそうです。理系は数学II・数学Bと専門理科のダウンにより、下がると見られます。国公立大2次の出願は、安全志向も重なって、理系では慎重になりそうです。


 数学と理科は、新旧両課程あわせて、数学10科目、理科は14科目の問題が用意されました。数学、理科ともに旧課程問題の平均点が新課程を上回わりました。理科では旧課程の物理Iが69.43点になり、新課程の地学43.44点と25.99点の差が開きました。新課程の生物とは、20.34点差となりました。


 センター試験では、同じ教科の選択科目間で20点以上の平均点差があった場合、15点差程度となるように得点調整が行われます。受験者数が1万人未満の科目には適用されないため、地学は対象外ですが、生物は最終集計の結果次第では、適用される可能性があります。実施の有無は23日に大学入試センターのホームページで発表され、実施が決まれば、対象科目の得点換算表も公表される予定です。

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