全国に約750ある大学の中から、「通いたい」と思えるような大学をどう選ぶか。教育がしっかりしている、就職に強いなど、人によって選ぶ基準はさまざまだ。本誌はそうした教育力や就職力に加え、少子化で経営環境が厳しくなっても生き残りうる財務力も含めて総合的に判断し、「本当に強い大学」としてランキングした。

●1~20位
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●21~58位
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●58~100位
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●101~147位
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●147~202位
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●202~255位
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●257~300位
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本当に強い大学ランキング2013年-4






「本当に強い大学」ランキングで重視しているのは教育力、就職力、財務力の三つだ。それぞれについて3~4項目の指標を設定。計10指標を偏差値に換算し、その合計を10で割ったものを総合ポイントとして、ランキングしている。

教育力は3項目で測定した。「教育研究充実度」は、各大学が教育や研究に対して、どれだけおカネを使っているかを見ている。国公立大学と私立大学では会計基準が異なるため、国公立は経常費用に対する比率、私立は帰属収入に対する比率で算出している。

「科学研究費補助金」は、大学の研究者や研究グループに国から交付される補助金。文部科学省が研究課題を審査して額を決めており、最多の東京大学198億円から最少数十万円まで幅は大きい。科研費の多い大学は高い研究水準を持ち、教育の面でもプラスに働くと見て、指標に取り入れている。「教員1人当たり学生数」は、その数値が低いほど、教員が学生をきめ細かく指導できるだろうという考えから指標化した。

就職力も三つの項目で測定している。「就職率」は、分子を就職者数、分母を卒業者数から大学院進学者数を引いたものとして算出している。各大学がホームページやパンフレットなどで開示している就職率は、分母を就職希望者数としていることが多く、本誌の数値と異なることがあるので注意が必要だ。

http://toyokeizai.net/articles/-/26869