呼吸・血液の循環・排出・感覚器官・反応の章が一目で理解できるように、重要事項を最もわかりやすくまとめました。
1、血液・心臓・血液の循環
呼吸器官…気管・気管支・肺
・息を吸うとき…横隔膜が下がり、肋骨が上がり、胸腔が広がる
・息をはくとき…横隔膜が上がり、肋骨が下がり、胸腔がせまくなる
血液の成分…赤血球・白血球・血小板・血しょう(血漿)
赤血球…赤色のヘモグロビンが酸素を運ぶ
・ヘモグロビンは、酸素の多いところ(肺)では酸素と結びつき、酸素の少ないところ(細胞)では酸素をはなす
白血球…侵入した細菌などを分解する
血小板…傷口の血液を凝固させる
血しょう…液体成分で、栄養分や不要な物質を運ぶ
組織液…血しょうが血管からしみ出たもの、細胞との間で物質のやりとりをおこなう
心臓…拍動により、肺と体に血液を送る器官

動脈…心臓から送り出された血液が流れる血管、壁が厚い
・大動脈…酸素の多い血液が全身に送られる
・肺動脈…二酸化炭素が多い血液が肺へ送られる
静脈…心臓にもどる血液が流れる血管、逆流を防ぐ弁がある
・大静脈…二酸化炭素が増えた血液が全身からもどってくる
・肺静脈…肺で酸素をもらった血液が心臓にもどってくる
肺循環…右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房
体循環…左心室→大動脈→全身→大静脈→右心房
2、不要な物質の排出
二酸化炭素…細胞の呼吸で生じる、肺から体外に排出される
アンモニア…タンパク質が分解されてできる
・アンモニアは、肝臓で尿素につくりかえられる
・腎臓でこしとられ、尿管で膀胱(ぼうこう)に送られて、尿として体外に排出される
おもな器官のまとめ
肺…酸素を体内に、二酸化炭素を体外へ
小腸…栄養分を体内に取り入れ、肝臓に送る
肝臓…栄養分を貯蔵し、アンモニアを尿素にかえて腎臓に送る
腎臓…尿素をこしとり、尿として排出
3、感覚器官
感覚器官…目・耳・鼻・舌・皮膚など、刺激を受け取る器官
目…光の刺激を受け取り、脳に伝達する
・虹彩(こうさい)…光の量を調節する
・レンズ…光を屈折し網膜上に像をうつす
・網膜…像がうつり、視神経によって脳に伝達される
耳…音の刺激を受け取り、脳に伝達する
・鼓膜…音の振動を受け取る
・耳小骨…鼓膜で受け取った刺激をうずまき管に伝える
・うずまき管…聴神経が刺激を受け取り、脳に伝える
鼻…においの刺激を受け取り、脳に伝える
皮膚…感覚点で温かさ・冷たさ・圧力などを感じとり、脳に伝える
4、刺激と反応
神経系…神経細胞でできており、中枢神経と末梢神経に分かれる
中枢神経…脳と脊髄(せきずい)のこと、刺激を感じとり、命令を出す
末しょう神経(末梢神経)…感覚神経と運動神経のこと
・感覚神経…感覚器官が受け取った刺激を中枢神経に伝える
・運動神経…中枢神経から出された命令を運動器官(筋肉など)に伝える
通常の反応…感覚器官→感覚神経→(脊髄)→脳→(脊髄)→運動神経→運動器官(筋肉など)
反射…危険から身を守り、体のはたらきを調節するためにおこなわれる、無意識の反応(脳ではなく、脊髄から命令が出る)
(例)
・熱い物にふれると無意識に手を引く
・口に食物が入ると無意識に唾液が出る
・暗い所から明るい所に移動すると虹彩がせばまり瞳が小さくなる
反射の反応…感覚器官→感覚神経→脊髄→運動神経→運動器官(筋肉など)
5、運動の仕組み
運動…骨格と筋肉で運動する
関節…骨と骨とのつなぎ目の部分
けん(腱)…筋肉が骨格についている部分
筋肉…骨格の両側に伸びと縮みをおこなう筋肉がある
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1、血液・心臓・血液の循環
呼吸器官…気管・気管支・肺
・息を吸うとき…横隔膜が下がり、肋骨が上がり、胸腔が広がる
・息をはくとき…横隔膜が上がり、肋骨が下がり、胸腔がせまくなる
血液の成分…赤血球・白血球・血小板・血しょう(血漿)
赤血球…赤色のヘモグロビンが酸素を運ぶ
・ヘモグロビンは、酸素の多いところ(肺)では酸素と結びつき、酸素の少ないところ(細胞)では酸素をはなす
白血球…侵入した細菌などを分解する
血小板…傷口の血液を凝固させる
血しょう…液体成分で、栄養分や不要な物質を運ぶ
組織液…血しょうが血管からしみ出たもの、細胞との間で物質のやりとりをおこなう
心臓…拍動により、肺と体に血液を送る器官

動脈…心臓から送り出された血液が流れる血管、壁が厚い
・大動脈…酸素の多い血液が全身に送られる
・肺動脈…二酸化炭素が多い血液が肺へ送られる
静脈…心臓にもどる血液が流れる血管、逆流を防ぐ弁がある
・大静脈…二酸化炭素が増えた血液が全身からもどってくる
・肺静脈…肺で酸素をもらった血液が心臓にもどってくる
肺循環…右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房
体循環…左心室→大動脈→全身→大静脈→右心房
2、不要な物質の排出
二酸化炭素…細胞の呼吸で生じる、肺から体外に排出される
アンモニア…タンパク質が分解されてできる
・アンモニアは、肝臓で尿素につくりかえられる
・腎臓でこしとられ、尿管で膀胱(ぼうこう)に送られて、尿として体外に排出される
おもな器官のまとめ
肺…酸素を体内に、二酸化炭素を体外へ
小腸…栄養分を体内に取り入れ、肝臓に送る
肝臓…栄養分を貯蔵し、アンモニアを尿素にかえて腎臓に送る
腎臓…尿素をこしとり、尿として排出
3、感覚器官
感覚器官…目・耳・鼻・舌・皮膚など、刺激を受け取る器官
目…光の刺激を受け取り、脳に伝達する

・レンズ…光を屈折し網膜上に像をうつす
・網膜…像がうつり、視神経によって脳に伝達される
耳…音の刺激を受け取り、脳に伝達する
・鼓膜…音の振動を受け取る
・耳小骨…鼓膜で受け取った刺激をうずまき管に伝える
・うずまき管…聴神経が刺激を受け取り、脳に伝える
鼻…においの刺激を受け取り、脳に伝える
皮膚…感覚点で温かさ・冷たさ・圧力などを感じとり、脳に伝える
4、刺激と反応
神経系…神経細胞でできており、中枢神経と末梢神経に分かれる
中枢神経…脳と脊髄(せきずい)のこと、刺激を感じとり、命令を出す
末しょう神経(末梢神経)…感覚神経と運動神経のこと
・感覚神経…感覚器官が受け取った刺激を中枢神経に伝える
・運動神経…中枢神経から出された命令を運動器官(筋肉など)に伝える
通常の反応…感覚器官→感覚神経→(脊髄)→脳→(脊髄)→運動神経→運動器官(筋肉など)
反射…危険から身を守り、体のはたらきを調節するためにおこなわれる、無意識の反応(脳ではなく、脊髄から命令が出る)
(例)
・熱い物にふれると無意識に手を引く
・口に食物が入ると無意識に唾液が出る
・暗い所から明るい所に移動すると虹彩がせばまり瞳が小さくなる
反射の反応…感覚器官→感覚神経→脊髄→運動神経→運動器官(筋肉など)
5、運動の仕組み
運動…骨格と筋肉で運動する
関節…骨と骨とのつなぎ目の部分
けん(腱)…筋肉が骨格についている部分
筋肉…骨格の両側に伸びと縮みをおこなう筋肉がある
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