さあ、いよいよ夏休みが近づいて参りました!お子さまが通われている塾からも、夏期講習の申込書が送られてきているのではないでしょうか。夏休みは40日間という長いお休みです。小6生にとっては、こんなに長期にわたるお休みはこれでラストになりますから、できれば有意義に過ごさせたいですよね。
そこで今回は、長い夏休みに学習効果を高め、志望校合格に近づくために必要な「最後の夏休みにやらせるべき7つのこと」についてお話したいと思います。
やはりきちんと「一日のスケジュール」を決めておくのがよいでしょう。朝は何時に起きるのか、夜は何時に寝るのか、などの基本的なスケジュールはもちろんのこと、どの時間に何の勉強をするのかなどをしっかりと計画を立てておくことが大切です。
この時、無理やり勉強時間を詰め込まない方が賢明です。無理なスケジュールを立てると、最後までもちません。三日坊主になってしまっては本末転倒ですから。
夏休みは確かにたくさん時間がありますが、塾の夏期講習も朝から晩まで入っていますので、自由になる時間はそう多くはありません。効率的に学習を進める上でも、余計な問題集は買わずに、塾のレギュラーテキストをしっかり活用されることをお勧めします。
何だか当たり前のことを言っているように思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は体系的に弱点克服のプログラムを組むのには、小6の夏が最適なのです。何故なら、小6の夏までに、中学受験のカリキュラムが全て完了しているからです。
まずはこれまで受けた模試の成績表を全部出してきて下さい。それらを精査することで、お子さんの弱点単元が必ず見えてきます。それを全て書き出したら、今度は復習のための教材を決めていきましょう。小5の時のテキストでもいいですし、必要ならば市販の問題集や単科講座でも構いません。弱点克服のためのツールを書き出していくのです。
最後にそれを40日間スケジュールに反映させれば完成です。この夏休みに、弱点単元はゼロにするんだ!と不退転の決意で臨んでください。
中には「全然点が取れなくて、自信を失ってしまうかも」とご心配されるお母様もいらっしゃるでしょうが、厳しい言い方をすれば、そのくらいの挫折を乗り越えられなければ、入試はおろか、その後に続く社会の荒波に打ち克つことなどできはしないでしょう。人生打ちのめされることもたまには必要なのです。12月に打ちのめされるよりは、夏休みに打ちのめされた方が、時期的にみてもずっといいですよね。
夏休みは40日間もあるため長く感じますが、終わってみればあっという間です。時間を有効に使い、休むべき時は休み、効果的に学習をさせてください。
第一志望校合格を目指して頑張りましょう!
そこで今回は、長い夏休みに学習効果を高め、志望校合格に近づくために必要な「最後の夏休みにやらせるべき7つのこと」についてお話したいと思います。
1.一日のスケジュールを立てる
夏休みは何と言っても学校がありません。すると時間はたっぷりあると皆さんは思いますよね。ところが、朝起きる時間やら、やるべきことやらをきちんと決めておかないと、あっという間に時間は過ぎ去ってしまいます。やはりきちんと「一日のスケジュール」を決めておくのがよいでしょう。朝は何時に起きるのか、夜は何時に寝るのか、などの基本的なスケジュールはもちろんのこと、どの時間に何の勉強をするのかなどをしっかりと計画を立てておくことが大切です。
この時、無理やり勉強時間を詰め込まない方が賢明です。無理なスケジュールを立てると、最後までもちません。三日坊主になってしまっては本末転倒ですから。
2.40日間のスケジュールを立てる
一日のスケジュールを立てたら、今度は日割りのスケジュールを立てましょう。塾の予定などは既に出ているはずですから、それらをきちんとスケジュール表に書き込んでいくことで、勉強時間はどのくらい確保できるのか、レクリエーションタイムはどのくらい取れるのか、などが見えてきます。時間を無駄にしないためにも、ご家族で相談しながら、計画表を作ります。この時も、無理のない計画を立てることが大切です。予備日などをうまく設けて、調整してください。3.余計な問題集などは買わない
夏休みは学校がありませんので、ついつい「あれもやらせよう、これもやらせよう」と欲張る気持ちが首をもたげます。自分がやるわけではないので、お子様の負担を考えずに、たくさん買い込んで結局やる暇がなかった、なんてこともよくあります。夏休みは確かにたくさん時間がありますが、塾の夏期講習も朝から晩まで入っていますので、自由になる時間はそう多くはありません。効率的に学習を進める上でも、余計な問題集は買わずに、塾のレギュラーテキストをしっかり活用されることをお勧めします。
4.塾の単科講座を取りすぎない
塾の先生は営業ノルマなどもあり、単科講座をやたらと勧めて来る場合があります。しかしここはやんわりとお断りして、必要最小限のものだけを受講するようにしましょう。単科講座をたくさん取りすぎると、スケジュールにがんじがらめになって、かえって学習効果を減じる結果となってしまいます。5.夏休み中に弱点を克服すべし
中学受験はお母さんと子どもの二人三脚
まずはこれまで受けた模試の成績表を全部出してきて下さい。それらを精査することで、お子さんの弱点単元が必ず見えてきます。それを全て書き出したら、今度は復習のための教材を決めていきましょう。小5の時のテキストでもいいですし、必要ならば市販の問題集や単科講座でも構いません。弱点克服のためのツールを書き出していくのです。
最後にそれを40日間スケジュールに反映させれば完成です。この夏休みに、弱点単元はゼロにするんだ!と不退転の決意で臨んでください。
6.家族で目標を決める
やはり何か目標がないと、何をやるにしても張りあいが持てないですよね。そこで目標を立てましょう。大切なことは、受験生のお子さんだけでなく、お父さんもお母さんも家族全員が何かしらの目標を立てることです。自分だけじゃない、みんなも頑張っているんだ、そう思えばお子さんもより気合が入るでしょうし、何よりも家族に連帯感が生まれます。7.第一志望の過去問は最低1回はやらせるべし
小6生ともなれば、志望校もほぼ固まっていると思います。そこで最後のご提案としましては、やはり第一志望の過去問を一度はやらせることをお勧めしたいです。カリキュラムが全て完了した段階で、志望校合格まであとどのくらい足りないのかを知ることは、9月以降の学習を組み立てる上では非常に重要な情報となります。それを元に、9月以降の月間計画を立てれば、お子さまにとってもモチベーションアップにつながることと思います。中には「全然点が取れなくて、自信を失ってしまうかも」とご心配されるお母様もいらっしゃるでしょうが、厳しい言い方をすれば、そのくらいの挫折を乗り越えられなければ、入試はおろか、その後に続く社会の荒波に打ち克つことなどできはしないでしょう。人生打ちのめされることもたまには必要なのです。12月に打ちのめされるよりは、夏休みに打ちのめされた方が、時期的にみてもずっといいですよね。
夏休みは40日間もあるため長く感じますが、終わってみればあっという間です。時間を有効に使い、休むべき時は休み、効果的に学習をさせてください。
第一志望校合格を目指して頑張りましょう!