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カテゴリ:【大学受験】 > 大学受験・保護者向け情報




「サラリーマン家庭の収入では、私大医学部を目指すのは無理」。今まで、このように考えていたご家庭は、多いのではないでしょうか。確かに国公立と比べ、「6年間で数千万」が当たり前の私大医学部の学費は、決して安くありません。しかしながら、最近は少し事情が変わってきているということで、近年の私大医学部の学費についてリサーチしました。もしかしたら、お子さまのチャンスが広がるかも…!?
 

■値下げラッシュでサラリーマン家庭「増」


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以上のような、サラリーマン家庭の私大医学部志願者「増」現象の原因の一つとして、相次ぐ学費の値下げが挙げられます。2008年度、順天堂大学医学部は、2,970万円だった6年間の学費を2,090万円に、約900万円の値下げを行い志願者を増やしました。これを皮切りに、東邦大学や昭和大学、関西医科大学など、複数の私大医学部が学費を下げています。2015年度は、東海大学医学部が、2012年度に続き2回目の値下げを行うとのこと。初回値下げ前は4,168万円だった学費が、3,500万円となります。こうした値下げは、その背景として少子化に伴う大学側の学生獲得競争があり、今後も続くことが予想されます。2014113日付けの日本経済新聞(電子版)によれば、今年行われた河合塾主催の「医学部入試相談会」の参加者について、担当者は「かつてのように医者の子どもだけでなく、サラリーマン世帯も珍しくない」と語ったとのこと。また、201324日付けの朝日新聞DIGITALの記事は、順天堂大学医学部の志願者について、「以前は少なかったサラリーマン家庭の子どもの入学も増えた」と掲載しています。
 

■工夫次第で全学免除も! 負担軽減方法とは
 

「相次ぐ値下げ」と言っても、その金額はやはり高額です。サラリーマン家庭が私大医学部を目指す場合、家庭の年収にもよりますが、現実には何かしらの工夫が必要となります。学費負担の軽減方法には、どのような方法があるのでしょうか。

・東京都地域医療医師奨学金(特別貸与奨学金)を借りる

将来、医師として、東京都の地域医療に従事する強い意志を持つ医学部生に、東京都が就学費(全額)と生活費(月額10万円)を貸与する制度です。指定大学は、順天堂大学、杏林大学、東京慈恵医科大学の3校。「東京都地域枠入学試験」に合格することが必要となります。

・日本学生支援機構第二種奨学金(有利子)を借りる

経済的理由により修学に困難がある優れた学生に対し、学資の貸与を行うことで、教育の機会均等に寄与することを目的とした奨学金。医学部は最大月16万円まで貸与が可能です。学生が借り主となり、返済義務を負う奨学金となります。

・全日本民医連奨学金を借りる

将来、民医連で地域医療を担っていく医学部生を対象に、修学の一助として貸与される奨学金。対象は、日本全国の大学医学部に在籍する学生で、貸与額などの規定は各都道府県の民医連により異なります。上記、日本学生支援機構奨学金との併用も可能です。

・自治医科大学に入学する

自治医科大学は、へき地等における医療の確保と地域住民の福祉の増進を図るために設立された大学。在学中は学費を借りている状態となり、卒業後に返済するシステムです。また、卒業後9年間、指定された病院に勤務すれば、学費の返済が全学免除されます。

上記のほか、各銀行の教育ローンや、大学ごとの成績優秀者減免制度など、方法はさまざま。お子さまの志望大学や、家庭の経済状況に合わせて選択するといいでしょう。
 

■「無理」と決めつけるのはまだ早い!


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こうした「お金」に関する話題というのは、内容が複雑だったり、ママ友同士で触れづらかったり、情報収集の難しさを感じるお母さまも多いでしょう。お子さまが「医学部に行きたい」と言ったとき、「知らなかった」がゆえに「うちの収入では私大医学部は無理」と決めつけてしまうのは、もったいないことです。「〜だから無理」と答えを出す前に、「〜だけど何とかならないかしら」と考え行動してみることが、お子さまの未来を拓くことにつながるかもしれません。
 

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神奈川大学は横浜市と平塚市にキャンパスをもち約18,000人が学ぶ総合大学です。

神奈川大学の大きな特徴として奨学金制度の充実度が挙げられますが、そのなかでも最大の支援内容となっているのが「給費生試験」という独自の制度です。

文系400万円、理工系480万円に加え240万円の生活費まで支給!!

神奈川大学の給費生制度は、学費相当額が毎年給付されるうえ、地方出身学生など自宅外通学者には年額60万円もの生活支援金が支給されるという充実した内容となっています。

<給費生制度の内容>
  1. 入学金、委託徴収金を除く初年度納入金免除
  2. 年額100万円(文系学部)、年額120万円(理工系学部)×4年間給付
  3. 自宅外通学者には年額60万円×4年間給付

神奈川大学の年間の授業料と施設費は、文系学部89万円、理工系学部122万円となっているので学費を補うには十分な金額となっています。

しかも、多くの私立大学では給付型と言いながらも実質は減免型であるのに対して、神奈川大学の給費生には実際にお金が振り込まれるので、文系学部の学生の場合は余った奨学金を自由に使うことができます。

また、地方出身者にとって大きな負担となるのが生活費ですが、年額60万円もの生活支援金があれば大学近郊の賃貸物件でも十分に家賃を賄うことができるでしょう。

給費生として入学すれば、入学金の30万円と2万円程度の委託徴収金だけを用意しておけば、お金の心配をすることなく学修に集中できる環境が卒業まで与えられるということです。

では、給費生に採用されるにはどうすればいいのでしょうか。

毎年12月23日に実施される「給費生試験」

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神奈川大学 「給費生試験」

神奈川大学では、毎年12月23日に「給費生試験」を全国の主要都市19会場で実施しており、この試験結果をもとに給費生が選考されます。

全国の19都市で試験会場が設けられているというものポイントです。交通費負担を軽減できるほか、地方出身の私自身も経験しましたが、慣れない都会での受験は想像以上に緊張が強いられて普段通りの力が発揮できないことがあります。

<給費生試験会場 実施都市>
横浜/札幌/仙台/秋田/郡山/水戸/高崎/さいたま/千葉/新潟/金沢/甲府/松本/静岡/名古屋/広島/松山/福岡/那覇

給費生試験は一般入試と同等レベルの3科目で行われ、2014年度は全国で6,523名が受験し、268名が給費生の資格を獲得したそうです。

この結果をみると、かなりハードルが高いことがわかりますが、採用された場合のメリットを考えるとチャレンジする価値が十分にあるといえるでしょう。

また、仮に給費生に採用されなかったとしても、試験結果によって一般入試が免除され入学許可となるもう一つのアドバンテージも用意されており、その場合は大学入学後にその他の奨学金にチャレンジする道が残されています。

続いて、神奈川大学のその他の奨学金を見ていきましょう。

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の記事でも触れられている横浜国立大学教授の室井尚氏のブログ「短信」より引用した記事となっています

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国立大学がいま大変なことになっている

 新聞やテレビなどであまり報じられることはないのだが、現在国立大学は安倍内閣による大変な「改革」の波に曝されている。
 「スピーディな意志決定」を売りにするこの「ヤンキー政権」は、自民党が過半数を握っているこの時期に一気に彼らの言う教育「改革」を進めるつもりらしい。


 ろくな議論も反省も洞察もなく「気合さえあれば何でも解決できる」という斎藤環が言うところの社会の「ヤンキー化」は、憲法解釈の変更ばかりでなく、ついに大学教育の現場まで飲み込もうとしているのだ。その戦略的に畳み掛けるような政策の押し付けはある意味見事ですらあるが、根本的に間違っている政策なので、これによって国立大学、もしくは日本の大学教育全般が受けるダメージも半端なものではないだろう。元々腐りきっていてかろうじてふらつきながらも踏ん張っているような日本の国立大学が、これで最後の支え棒を奪われて崩壊してしまう危険性も高い。


 ひとつはこれである。

 学校教育法と国立大学法人法の改正だ。既に閣議決定されたこの法案は、すんなりと国会を通過して来年の4月から施行されることになっている。各大学の教職員組合などを中心に反対運動もいくつか起こっているがそのこと自体がほとんど報道されていない。


 これによって、教授会からは大幅に権限が奪われ、人事権もすべて学長に委ねられる。経営協議会も外部の委員を過半数入れなくてはならないことになる。

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 昔も今も「東大」は日本人があこがれる最高学府だ。「できればわが子も東大に」と、教育雑誌で受験ノウハウなどを仕入れる親も少なくないだろう。ところが、東大生の「リアル」が語られることは意外と少ない。彼らはどんな人生を歩み、東大に入ったのか。親になったとき、彼らは子どもにどんな教育をほどこしているのか……。今連載では、そうした「東大生の謎」について、東大の同窓組織のひとつ「東大ママ門」のメンバーたちが迫る。
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東大卒たちの知られざるリアルに迫る!(写真は東京大学安田講堂)

東大を卒業してはや数年。子どもを産んで育児を始めて、驚いたことがあります。それは、世間の「東大熱」の高さ。0歳から「知育だ」「IQだ」と情報が飛び交い、子どもを東大に「入れた」親の“サクセスストーリー”が載った雑誌を食い入るように見つめるママたち……。

でも、それを見ていて、東大卒のひとりとして「うーん」と思うことがあります。「こういうのに出ている東大生親子の事例って、かなり特殊では……」「そんなに小さい頃から東大が目標って……」。

しかし、日頃それを人に話す機会はありません。近所のママ友には、まさか自分が東大卒だなんて明かせませんから。びっくりされるのがオチだし、「近寄りがたい人」と思われてしまっては、地域での子育てにも差し障りが出てしまいます。

周囲の反応を気にして、本音が言えない――。そう思い悩む東大生、東大卒はとても多いものです。東大卒のママ160人が登録している私たち「東大ママ門」も、そうした悩みを抱えて集まった団体のひとつです。

そこで本連載では、私たちが日頃語りたくても語れない「東大卒の本音」について明らかにしていきたいと思います。「東大ってすごい」でも「大したことない」でも、感想はさまざまあるでしょう。でも、そうした東大卒の「リアル」を知ってもらい、将来、東大を目指したいと思う親子の方などに、なんらかのお役に立てばうれしく思います。

放任主義が「東大女子」を生む?

第1回は、「東大女子」について。東大にも女子学生は年々増えていますが、なお世間的には「珍種」かもしれません。彼女らはどう育てられたのか。その教育に満足していたのか。東大ママ門70人へのアンケート調査を基に、考えてみたいと思います。

さて、東大受験と言うと、子どもの頃から親子二人三脚で、とか、1日十何時間も寝ずに勉強して……というイメージがあるかもしれません。ところが、東大卒ママたちに自身が育った家庭の教育方針を自由記述で書いてもらうと、意外な結果が得られました。最も多かったのは親は「放任主義」「自由に/好きなようにさせてくれた」という回答だったのです。


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ええんでない

1:幽斎 ★:2014/07/25(金) 09:53:30.24 ???0
大学生・奨学金:「返済を所得に連動」導入 18年度以降
毎日新聞 2014年07月25日 07時00分(最終更新 07月25日 09時35分)

◇16年開始予定の「マイナンバー制度」活用

 文部科学省は、大学生向けの奨学金制度について、卒業後の年収に応じ返還月額を変える
「所得連動返還型」を新たに導入する方針を決めた。豪州など海外では導入されているが日本では初。
景気や雇用状況を踏まえて柔軟に対応できるのが特徴で、2016年開始予定の「マイナンバー制度」を活用し
所得状況を把握しながら運用する計画。来年度予算の概算要求で実態調査費や導入へ向けたシステム改修費を盛り込み、18年度からの導入を目指す。

 国の奨学金事業は独立行政法人「日本学生支援機構」が担っている。
同機構によると、貸与型奨学金の利用学生は今年度、無利子、有利子合わせ約140万人。
貸与額は月12万~3万円で年間平均額は約80万円。卒業後20年以内で完済する。

 無利子で4年間計約260万円を借りて15年間で完済する場合、
返済月額は約1万5000円。現行では、年収300万円以下だと返還猶予制度があるが、
300万円超だと、返還月額は固定されたまま。返還できないと年5%の延滞金がかかる。
不況の影響などで返還できない人も多く、延滞額は925億円(12年度末)に上る。

 所得連動型は、年収が減れば返還月額が減る仕組みで負担軽減になる。
さらに少額でも返済につなげて未返還金を減らす狙いもある。

 導入には各人の所得情報が必要になるためマイナンバー制度を活用する。
国民全員に社会保障と税の共通番号を割り当てる同制度は16年から運用開始予定。これを踏まえ、新奨学金の導入は18年度を目指す。

 来年度は、返還を求める年収の下限額や年収に対応した各返還月額を検討・設定するために、奨学金利用者の実態を調査する。【三木陽介】

http://mainichi.jp/select/news/20140725k0000m040150000c.html

元記事:
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1406249610/続きを読む
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 大学受験を予定している高校3年生の夏休みの勉強時間について、保護者がとても満足できる目安は「11時間」であることが、Benesse教育情報サイトの調査結果より明らかになった。

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表1・保護者が満足できる子どもの勉強時間

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表2・1日の総勉強時間

 調査は、大学受験予定の高校3年生の保護者を対象にアンケートを実施し、271名の回答を得た。調査期間は2013年9月4日~9月10日。塾や予備校などの夏季講習の受講状況は、「通っていた」が43.5%、「通っていない」が56.5%。通っていなかった生徒は、学校の補習を利用しているケースが多かったという。

 塾などの夏季講習や学校の補習、家庭での学習を含めた1日の総勉強時間は、「5~7時間未満」がもっとも多く23.2%、次いで「7~9時間未満」19.2%、「9~11時間未満」16.6%、「3~5時間未満」15.5%、「1~3時間未満」14.0%、「11時間以上」6.3%、「1時間未満」5.2%となった。

 保護者が満足できる子どもの勉強時間について、「とても満足している」割合は、11時間未満では2割に満たないが、11時間以上となると6割近くに上る。夏休みは1日の大半を受験勉強に費やしてほしいという親心がうかがえる結果となった。
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多くの保護者から受ける質問のひとつに「奨学金と教育ローンを同時に借りることができますか?」という内容があります。

奨学金と教育ローンでは借主が異なることもあり、両方を同時に利用することはできます。

というよりも、奨学金の支給開始時期が大学入学後となっているので、合格発表後の納付金は教育ローンに頼らざるを得ない家庭が多いのが現実だと思います。

しかし、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」のパンフレットにも奨学金と併用できる旨が記載されているということは、多くの保護者に誤解されやすい項目なのでしょう。

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写真=日本政策金融公庫「国の教育ローン」パンフレット


奨学金は子どもの借金、教育ローンは保護者の借金です。しかも、日本学生支援機構奨学金の利用者の7割は有利子奨学金を借りています。

「同じ借金ならば、少しでも支払い利息を少なくしたい……」
これは当たり前の感情ですよね。

では、奨学金と教育ローンでは、どちらがお得なのでしょうか。

利息の仕組の違いに注目

奨学金と教育ローンを賢く使うためには、それぞれの利息の仕組の違いを理解することがポイントとなります。

教育ローンは借りた翌日から利息が発生します。一方、奨学金は毎月々々借りていても在学期間中は無利子です。

最新の返済利率を見ると国の教育ローンが2.35%(固定のみ)、日本学生支援機構奨学金を2014年5月に借り終えた人のものが0.89%(固定方式)、0.20%(見直し方式)となっています。
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写真=奨学金と教育ローンの利息の仕組の違い


教育ローンと奨学金の利息の発生時期、利率の違いが最大のポイントだと考えています。

では、さらに分かりやすく返済のイメージについて解説しましょう。


奨学金と教育ローンの返済イメージ

教育ローンと奨学金の返済のイメージを図にしてみました。

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 写真=奨学金と教育ローンの返済イメージ

教育ローンは原則借りた翌月から元本の分割返済に加えて利息の支払いが始まります。

それに対して、有利子の第二種奨学金であっても在学期間中は利息が発生しません。しかも返済は卒業後からであるうえ、返済利率は国の教育ローンの1/3~1/10程度の低さです。

(1) 教育ローンは借りた翌月から利息の支払いが必要
(2) 奨学金は在学期間中無利子
(3) 奨学金の返済利率は国の教育ローンの1/3~1/10程度


実はこの(2)(3)が奨学金の最大のメリットだと考えています。

参考に日本政策金融公庫と日本学生支援機構の返済シミュレーターを使って、同額を借りて同年数で返済する場合の支払い利息総額の比較を調べてみました。

教育ローンと奨学金の支払い利息総額の比較

例えば、240万円を借りて15年間で返済する場合の支払い利息総額の比較をしてみましょう。

240万円というのは、第二種奨学金の月額5万円を4年間借りた場合、または月額10万円を2年間借りた場合に相当します。
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写真=奨学金と教育ローン 支払い利息総額の比較


国の教育ローンでは、元本とは別に15年間で44万7000円の利息を支払う計算になります。一方、日本学生支援機構の奨学金では、利率固定方式で15万5000円、利率見直し方式で3万8000円が支払い利息総額となります。

利率見直し方式の場合、5年ごとに利率が見直されるので、必ずしもこの計算通りにはいかないでしょうが、それにしても奨学金の方が大幅に支払い利息が少なくなることをご理解いただけましたでしょうか。

日本学生支援機構奨学金と国の教育ローン
返済シミュレーションページ


「奨学金は子どもの借金になるので、できるだけ負担を小さくしてあげたい……」

これは親心として当然の考え方だと思います。

しかし、奨学金と教育ローンの利息の仕組を理解して親子で協力して返済していくならば、教育ローンを少なく借りて奨学金を大きく借りるというのは、支払い総額を節約するひとつの方法だといえるでしょう。
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 東京地区私立大学教職員組合連合は4月4日、2013年度の「私立大学新入生の家計負担調査」を発表した。「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者210万5,226円、自宅通学者153万726円。9割を超える家庭が費用の負担を「重い」と感じており、仕送り額は減少した。

 調査は、首都圏の私立大学に入学した新入生の家計負担の状況を明らかにするため、1983年度から継続。首都圏1都5県にある私立15大学・短大の新入生の家庭(保護者・父母)を対象に5~7月にかけて実施し、5,048件の回答を得た。

受験から入学までの費用(住居別)

 「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者が210万5,226円(前年度比956円減)、自宅通学者が153万726円(前年度比 8,244円増)。「受験から入学までの費用」のうち、「初年度納付金」は131万2,526円(前年度比3,356円減)で、自宅外通学者の62.3%、自宅通学者の85.7%を占めた。費目別では、前年度より「受験費用」「生活用品費」が増額し、「家賃」「敷金・礼金」が減額した。

自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」


 自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」は293万8,226円(前年度比7,456円減)。費目別では、受験費用が23万9,400円で、前年度より8,700円増額したほかは、「仕送り額(4~12月)」(83万3,000円)、「住居費」(55万3,300円)、「初年度納付金」(131万2,522円)のいずれも前年度より減額となった。

「6月以降の仕送り額」の推移

 仕送り額の月平均は、新生活や教材の準備で費用がかさむ「5月」が10万5,000円(前年度比1,500円減)、出費が落ち着く「6月以降」が8万9,000円(前年度比500円減)。父母や学生の裁量で出費を抑えることができるとされる「仕送り額」は、近年減少傾向が続いており、「6月以降」では過去最低額を記録。ピークとなった1994年の12万4,900円と比較すると、3万5,900円、28.7%の減少幅となっている。

 世帯の税込年収は、全体平均が901万9,000円(前年度比3.1%増)。税込年収に占める「入学の年にかかる費用」の割合は、自宅外通学者で32.6%となった。

「奨学金の希望」と「希望者の申請状況」の推移

 新入生のうち、日本学生支援機構を含む奨学金を「希望する」とした者は61.1%。このうち、奨学金を「申請した」のは65.4%。住居別では、自宅外通学者の割合が高く、年収が低いほど申請者が増える傾向にあった。私立大学の授業料に対する国からの「直接助成制度」(返済不要な助成金を国が家庭に直接交付する補助制度)は、現在存在しないが、「必要とする」との回答は87.6%に上った。

「受験から入学までの費用」の「負担感」の推移


 受験から入学までの費用の負担感については、9割を超える家庭が「重い」と回答。入学費用を借り入れした家庭(17%)では、「重い」と感じる割合が99.3%に達した。借入額の全体平均は、168万6,000円で、前年度より5万6,000円の増額。住居別では、自宅外通学者の方が、借り入れした家庭の割合、借入額、負担感のいずれも高い傾向にあった。

参照:http://resemom.jp/article/2014/04/07/17921.html

地方から都市部へ送り出す予定の親御さんは教育資金の早目の準備を
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 春は入学の季節。厳しい入試を突破して、晴れて大学合格を勝ち取った子さんをお持ちの読者も多いだろう。しかし喜びの一方で、ずっしりと家計を圧迫する教育費の支払いは避けては通れない。

 文部科学省の調べによると、大学の初年度にかかる費用は、私立文系の場合、平均1,153,279円、私立理系では1,491,479円、私立医学部4,721,274円となっている。しかも、2014年度には、日大や早稲田が思い切った値上げを発表。ほかにも慶應、上智、明治、中央、青山など多くの大学が値上げを行う。

大学の学費(平成24年度平均)

図.大学の学費(平成24年度平均)



 一人暮らしをさせる場合の引っ越しや家賃など、授業料以外の費用も必要だ。さて、どう工面すればいいのか。そんなときに頼りになるのが教育ローンだ。

 昨年5月に教育ローンをスタートした住信SBIネット銀行の弘川剛氏、熊崎瑛子氏に、教育ローンの賢い利用法や奨学金との違い、ネット銀行ならではのメリットなどを聞いた。

◆学費だけでなく、引っ越しや下宿の敷金礼金にも利用可能

 まず、教育ローンとは何か整理しておこう。

 教育ローンとは、使途を教育関係経費に限定した個人を対象にするローンのこと。使途の制限がかかるが、一般的なローンに比べ金利が優遇される。学費だけでなく、受験料・教科書、パソコン、電子辞書など修学上必要となる物品の購入費、遠隔地の学校へ進学する場合のアパートや下宿の礼金・敷金・家賃、寄付金といった諸費用もローンの対象となる。民間の銀行や信託会社が融資を行う場合と、日本政策金融公庫が行っている「国の教育ローン」と呼ばれるものがある。なお国の教育ローンの利用には保護者の年収に制限がある。

 融資金は、直接相手先(大学・大家など)の銀行口座に振り込まれ、返済は、月々定額が自動引き落とされるのが一般的だ。金利は、ローン申込み時の審査結果によって異なるが、金融機関によってもかなりの差があるため、比較検討することが望ましい。

 教育ローンと奨学金の違いは何だろうか。

 一つは、だれが返済するかという点だ。教育ローンは保護者が契約者であり、返済も保護者が行う。奨学金は、学生本人が融資対象であり、返済も卒業後学生が行う。

 また、奨学金は、成績や保護者の収入などの条件があり、だれもが利用できるわけではない。教育ローンは、審査さえ通ればだれでも利用できる。

 もう一つ、大きなポイントは、教育ローンは入学前から借り入れが可能なこと。奨学金は、入学後に申込み・審査がスタートし、6月ごろに給付決定するものが多い。一括ではなく月々の給付となるため、入学金などまとまった額の支払いに充てるのは難しい。

◆100万円前後の借り入れが主流

 さて、教育ローンはどのように利用されているのだろうか。住信SBIネット銀行の「Mr.教育ローン」という商品を例に聞いてみた。

 「当行の場合、初年度の入学金など、まとまったお金をローンで賄う方が多いです。学費は自己資金で賄えたが、引っ越しや一人暮らしの費用が不足するので利用したい、学資保険や預貯金はあるけれど、次のお子さんのために崩したくないという方もいらっしゃいます」と弘川氏。

 初年度だけローンを利用するケースが多く、2年目以降の授業料もローンで、という場合は、翌年改めて契約をする。借入可能額は10万円~1,000万円だが、実際には100万円前後の融資が多いという。

 同社の場合、申込み時には使い道が確認できる資料(合格通知書など)等が必要だ。すでに入学金を納入した後も、1か月以内ならローンの対象となる。その際には領収書などが必要。定期収入があることは必要条件だが、借入金額が100万円以内であれば収入証明の提出が不要。また、担保、保証人は不要だ。

 手続きにかかる日数は最短で10日程度となる。納入締切日に間に合うようにゆとりをもって申込みをしておきたい。

 また同社の教育ローンは、進学先が決まる前から、仮審査が可能となっている。仮審査はWebサイトの手続きのみで完了する。

◆元本据え置き制度を利用して無理なく返済

 「Mr.教育ローンの借入期間は、最長10年間。さらに、何かと出費がかさむ在学中は、利息のみを返済する元金据え置き期間の設定が最長5年間まで可能ですので、ゆとりを持ってご返済いただけます」と熊崎氏。

 たとえば60万を金利年2.775%で借入して、1年目は元金据え置きを利用した場合、月々の返済額は、60万円×金利年2.775%×31日÷365日=1,414円/月。

 元金据え置き期間が終了した2年目から3年かけて返済する場合の月々の返済額は、17,389円/月(金利年2.775%、返済期間3年の場合)となる。ただし、金利は、審査結果によって異なる。

 少しでも早く返したいという場合は、繰り上げ返済もできる。「ネットの手続きだけで、1円から可能。手数料もかかりません。毎月の給与振込のうち、端数だけを繰り上げ返済にまわすお客様もいらっしゃいます」(熊崎氏)

◆ネット銀行は手軽、低金利、全国どこでも利用できる

 ネット銀行の教育ローンを利用するメリットは何だろうか。弘川氏、熊崎氏によると、

(1)ネットだけで手続きが完了する
(2)店舗型銀行よりも低金利で借り入れが可能
(3)全国どこでも一律のサービスが受けられる

の大きく3つだ。また、店頭で知人に会って気まずい思いをする、ということもないとは言えない。この点でもネット銀行に利がある。

 仕送りの際にもネット銀行なら、全国のコンビニが利用でき、年中無休・24時間利用可能、手数料も不用だ。

◆教育ローンの賢い利用法

 住信SBIネット銀行で住宅ローンを利用している場合は、「Mr.教育ローン」を併用すると、金利‐1.0%の優遇を受けることができる。自動引き落としが1か所にまとまったほうが、管理もしやすい。他行で住宅ローンを契約している場合は、金利を比較して、借り換えを視野に入れてもいいかもしれない。

 Mr.教育ローンは、教材費や部活の遠征費、在学中のダブルスクールにも使用できる。ただし、通信教育は対象外。住信SBIネット銀行の場合は、Mr.教育ローンとは別のMr.多目的ローンという商品を利用することができる。多目的ローンは、たとえばお子さんが在学中に自動車運転免許を取得したいといった場合の費用にあてることもできる。

 2人に1人は大学進学をする時代。家計負担は大きいものの、お金のために子どもの夢をあきらめさせるのはしのびない。ここでは進学のための資金調達のひとつの選択肢として教育ローンを紹介した。利用を検討する際には、住信SBIネット銀行がWebサイトで提供している「返済金額のシミュレーションサービス」が返済計画の参考になりそうだ。

参照:http://resemom.jp/article/2014/03/31/17832.html

大学の学費は決して安くありません。
早めに教育資金の準備をしましょう。

関連記事:大学受験・保護者向け情報

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 受験シーズンも大詰めを迎え、間もなく新年度。何かと出費の多い進学・進級シーズンに向け、保護者は教育資金をどのように考え、どう準備すればよいのか、教育にも詳しいファイナンシャルプランナーの吉野充巨氏に聞いた。

◆教育資金検討の前提条件

 「家計と教育費のバランスを考え、我が子にどのような教育を受けさせるのかを、まず考えることが大切です。」と吉野氏は話す。首都圏や関西では私立志向の高い地域があるが、進学する地域でも私立が人気なのか、あるいは公立のよい学校が多いのかなど、小中高の選択では地域条件も考慮する必要があるという。

 大学だけを見ても、学費は進路で大きく異なるため、目標を設定したうえで、準備をしておく必要がある。では、実際にいくら必要になるのだろうか。吉野氏がまとめた資料から、大学の学費を見ていこう。

【大学の学費(平成24年度平均)】
 国立大学(4年):2,424,400円
 私立文系(4年):3,862,122円
 私立理系(4年):5,187,381円
 私立医学部(6年):23,576,019円

 国立と私立理系では2倍、在学年数に違いはあるが国立と私立医学部では10倍近い開きがある。通塾する場合、高校までに私学に進学する場合には、さらに教育資金が必要になるわけだ。

【東京の私立高校の学費(平成26年度平均)】
 入学金:248,351円
 授業料:431,714円
 初年度納付金(総額):888,665円

【東京の私立中学校の学費(平成26年度平均)】
 入学金:254,634円
 授業料:453,992円
 初年度納付金(総額):928,984円

 私立中学では広尾学園(インターナショナルクラス)が17.1%、明法(一般)が12.1%、2013度より授業料を値上げしており、一部、変動の大きい学校がある。また、聖心女子学院中等科では寄付金50万円、慶應義塾中等部では学校債30万円と寄付金5万円など、任意ではあるものの、初年度納付金以外に必要となる学校もある。

◆教育資金の準備

 教育資金には、学資保険や貯蓄をあて、不足分が発生した場合には奨学金や教育ローン(国・民間)でまかなうことになる。家庭によっては、就学者の祖父母に支援してもらう方法もあるだろう。

 奨学金には返済義務のない給付型と、返済義務のある貸与型があり、さらに貸与型には利息の有・無がある。給付型の奨学金や無利息の貸与型を受給できれば理想的だが、成績などの条件があり、誰でも受給できるわけではない。

◆子が返す奨学金、親が返す教育ローン

 貸与型(利息あり)の奨学金は比較的受給条件が緩いが、ケースによっては教育ローンのほうが条件がよい場合もある。また金利の単純比較だけでなく、子ども本人が返済するのか(奨学金)、親が返済するのか(教育ローン)も考慮する必要がある。

 なお、入学金や授業料を支払った後で家計費が不足した場合に、後から申し込める教育ローンもある。たとえば、住信SBIネット銀行では支払い後1か月間は申込みが可能だ。

◆教育ローンは金利と返済方法で選ぶ

 吉野氏は「ローン選定のポイントは、金利が低いこと、繰上げ返済がオンラインで気軽にできるなど手続きが容易なこと」だと説明する。

 さらに、手続きの煩雑さを避ける意味で「銀行はできるだけまとめた方がよい」とアドバイスをする。たとえば、すでに住宅ローンを利用している場合には、その銀行から検討するのがよいという。逆に、金利などの条件が有利な商品が別の銀行にある場合は、住宅ローンを借り換えるという考え方もある。たとえば先にあげた住信SBIネット銀行では、教育ローンの金利が年1.675%~3.875%(2014年5月31日仮審査申し込み分まで)だが、同行に住宅ローン残高がある場合は、金利-1.0%の優遇を受けることができる。

◆住宅ローンがある場合

 ところで、大学生の親御さんの多くは40代、50代で、住宅ローンを抱えているケースも多い。この場合、教育ローンをさらに抱えることに不安を感じる方も多いのではないだろうか。吉野氏は「ローンの返済額は、可処分所得の20%程度で検討することを勧めています。」という。多くても25%程度におさまる範囲で、教育ローンを組み合わせると、返済にも無理が出ない場合が多いという。住宅ローンと教育ローンを併用するケースも珍しくなく、無理のない返済計画は家庭により異なるため、検討の際には銀行に相談してみるのがよいだろう。口座開設やローンについて、電話やWebで問い合わせることも可能だ。

参照http://resemom.jp/article/2014/03/07/17478.html

保護者の方は教育用の資金検討を早めに行っておきましょう。
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